2013年10月22日火曜日

愛は強制できない








きのうは大阪でマルチ商法対策の集まりのあと、札幌へ向かうため伊丹空港へ。空港のラウンジで自民党のK議員とばったり。私より十歳ほど年上ですが、同じ委員会の理事会メンバーだったこともあり、よく話す間柄です。

2013年10月20日日曜日

乱読のすすめ103-ネオリベの罠---立ちあがる女性たち

 
 








この数年、NTT北海道の転籍強要や三菱UFJ銀行の契約社員打ち切り問題で、たたかいに立ちあがった女性たちを見てきました。彼女たちの動機は、自分の処遇のためというより、こんなことが許されていいのかという思い。そこには労働者としてだけでなく、女性として、自分たちを軽く扱う企業や社会にたいする怒りがありました。
女性差別の問題抜きに労働問題は語れない。

2013年10月19日土曜日

乱読のすすめ104-資本主義の謎











『資本主義の謎』(水野和夫、大澤真幸、NHK出版新書)がおもしろい。
水野さんは、証券会社をへて日大教授になられた金融の専門家。数年前のリーマンショックのとき、「朝まで生テレビ」に一緒に出演させて頂いたことがあります。温厚な方で、番組中の発言は少なかったけれど、マネー資本主義の暴走が金融危機を作り出したという認識は私と同じでした。

2013年10月18日金曜日

非武装の「風となれ」


 





民主党の中では数少ない真面目な護憲派の若手議員Aさん。先日、用事があって彼の部屋を訪れたら、元気がない。
先輩の改憲派議員から「アメリカから押しつけられた憲法じゃないか」といわれ、うまく反論できなかったとのこと。目にくまも。お疲れ。
元気をだしてもらおうと、「押しつけでなにがわるい」論を伝授。

2013年10月16日水曜日

乱読のすすめ102-藤沢周平と「死亡消費税」










「倍返し」で有名になった「半沢直樹」ですが、「バブル入行組」の男たちの友情物語でもあります。この話の原型が、藤沢周平の『蝉しぐれ』にあるのではないか、と感じたのは私だけでしょうか。

2013年10月15日火曜日

ガラスのハート







きょう、参議院本会議で、安倍首相の所信表明演説がありました。新自由主義と「新」軍国主義を基調とした演説ですが、中身が空疎なのは事前に原稿を見てわかっていたので、安倍さんの「すがた」に注目して聞きました。
強気の言葉と断定口調、オーバーなジェスチャー…オリンピック招致のプレゼンスのときも何回もイメージトレーニングをして臨んだそうですが、きょうの演説もなにか無理につくりあげた「強気」、ガラスのように壊れやすい「強気」におもえました。

2013年10月13日日曜日

絵本のすすめ64-クシュラの奇跡











去年、絵本のことをブログなどで書いていたら、若いお母さんからお手紙を頂きました。1歳の女の子に先天的な障害があり悩んでいたところ、お医者さんからすすめられ、絵本の読み聞かせをはじめたとのこと。

2013年10月7日月曜日

乱読のすすめ101-「原発依存症」














きょうの東京新聞で、筑波大の斎藤環教授(精神医学)が、福島第一原発事故後もなかなか「原発ゼロ」に踏み出せない日本の状況について、つぎのように述べておられました。
「原発推進派の一部では原子力万能感のようなものが依然くすぶっている。たとえば、原発のコストが安いという説。とっくに破綻して見えるが、まだ唱える人がいる。合理性を超えた、病的なものを感じてしまう」

2013年10月6日日曜日

中学生でも知っている

 
 
 
 
 
 

きようは旭川から特急オホーツク号に乗って、遠軽の町議選演説会(岩沢たけゆき候補)に行ってきました。
 車内で読んだ週刊新潮の櫻井よしこさんのコラム「日本ルネッサンス」の中身のでたらめさに呆れてしまいました。

2013年10月5日土曜日

「アンタッチャブル」赤旗がゆく

 
 
 
 

 昨日、やっとみずほ銀行が記者会見しました。歴代の担当役員が暴力団員への融資を把握していながら、放置してきたとのこと。また、今回の事態は、暴力団員リストから判明したのではなく、やはり金融庁検査で「焦げ付き案件」を隠し切れなくなり、みずほが暴力団事案であることを告白したらしい。

2013年10月4日金曜日

希望の戦略‐‐被災地の民商がんばる

 
 
 
 

 批判するだけでなく、みずから切り拓く。悲観を語り合うのではなく、希望の戦略を練り上げる。宮古、一関、気仙沼、石巻、塩釜…いま被災地の民商の奮闘がすごい。

2013年10月3日木曜日

乱読のすすめ100-柳田国男の「生産手段の社会化」論

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 地方都市の大きな本屋さんには、必ずといっていいほど「郷土本コーナー」があります。地元関係者の作品や郷土史、方言の解説本などが並んでおり、ときどき、メジャーではないが面白い書物に出会うことができます。
今日、盛岡駅の書店の「郷土本コーナー」で見つけたのが、『日本の経済思想、柳田国男』(藤井隆至、日本経済評論社)。

2013年10月1日火曜日

乱読のすすめ99-「闇」は債権回収会社にあり

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 銀行は暴力団など、反社会的勢力に融資をしてはならないことになっています。ところが、みずほ銀行は、信販会社(オリコ)をつうじて暴力団員に融資し、こうした事態が分かったあとも2年以上、取り引きを解消していなかったとして、先月27日、金融庁から業務改善命令を受けました。
金融庁検査で今回の事態が発覚したことになっていますが、なぜ検査で暴力団への融資がわかったのか?