2013年9月27日金曜日

きみは正義か

 
 
 
 
 
 
 
きのうは、事故の相次ぐJR北海道に穀田衆院議員、紙、辰巳参院議員、真下紀子道議会議員と共に調査に入りました。分割民営化で安全対策が置き去りにされ、事故が連続しても、国もJRも鈍感な対応しかして来なかった。目先の営利主義、モラルの低下…人命が失われないと目が覚めないのか。これ以上、JR任せには出来ない。国の責任で安全基準をつくり、体制強化も急ぐべきです。

渦中のJR北海道だけに、多くの新聞、テレビが今回のわたしたちの調査に注目。記者会見にもNH...Kをはじめ各社の記者が詰めかけました。
会見のあと、ある全国紙の若い男性記者が話しかけてきました。

2013年9月24日火曜日

乱読のすすめ98-いーちゃん、安らかに












きのうは岩手県一関市の市議選の応援。全員当選を祈りながら、帰りの新幹線に乗りました。
東北新幹線一関駅はこの2年半、いつも被災地支援の出発点となった駅でした。駅前でレンタカーを借りて、山を越え、津波に襲われた町へ何度も向かいました。

新幹線のなかで、ノンフィクション作家、石井光太さんの最新刊『東京千夜』(徳間書店)を読みました。最終章「津波に潰されて」は、宮城県名取市の達也さんと、妻のいーちゃんの話。...

2013年9月23日月曜日

乱読のすすめ97- 「コミュニストはいつも損な役割やな」

    







   

 堺市長選挙は現職竹山さんが一歩リードとはいえ大激戦の模様。そんななか、堺市のとなり泉大津市に住む、学生時代の友人で証券会社の幹部社員であるN君が電話してきました。「共産党もひとが良すぎるんやないか」。

タックスヘイブンという「ブラックホール」










 安倍首相は消費税増税と合わせて、法人税の実効税率引き下げを行なおうとしています。またまた、どさくさまぎれの財界奉仕です。
実効税率うんぬんというが、そもそも、日本の大企業は今までちゃんと税金を払ってきたのか。タックスヘイブンを利用した課税逃れが横行してきたのではないのか。

2013年9月22日日曜日

乱読のすすめ96- 幸せは 妻と二人の 冷奴










 先日、友人F君のお母さんが88歳で逝去されました。半年前にお父さんが91歳で亡くなられたばかり。お通夜の席で、「じいちゃんのあとを追って行っちゃった、仲良かったからな」と、F君が微笑みました。
いいなあ。うちは両親が離婚したから、そういうご夫婦の話を聞くと、なんだかうれしくなる。

2013年9月18日水曜日

乱読のすすめ95-なぜ日本政府はアメリカのいいなりなの?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ときどき学習会などで、そういう質問が出されます。戦後、アメリカが日本を政治的にも経済的にも従属化してきた経緯をお話するようにしていますが、元外務省国際情報局長の孫﨑亨さんの答えは簡単で明快。「アメリカの言うことを聞かないと、ときの政権も政治家もつぶされるからだ」。

2013年9月17日火曜日

絵本のすすめ64-せかいのひとびと

 
 
 
 
 
 
 
 

シリアの内戦での死者は11万人をこえ、うち一般市民は約4万人にのぼり、女性約3900人、子ども約5800人がふくまれるとのこと。
いまシリアをふくめ何らかのかたちで戦争もしくは内戦状態にある国は、世界の195か国のうち45か国にものぼるといわれています。
なぜ、そんなに憎み合い、殺し合わなければならないのか。...

2013年9月16日月曜日

乱読のすすめ94-「敬老の日」というけれど












昨日は秋田県大仙市の市議選応援。厳しいたたかいですが、何としても2議席を獲得してほしい。
第一声の演説に集まってくれたのは、ほとんどが高齢者の方々。終ってから握手をしたとき、祈るようなお顔で「年寄りを見捨てないで」と言ったおばあちゃんがいました。

「敬老の日」というけれど、実際は世代間対立を煽りながら、「老人バッシング」が続いてきているのでないか。...

2013年9月14日土曜日

乱読のすすめ93-むかしもいまもファシスト語法はおなじ











産経新聞によると、12日、日本維新の会の橋下徹氏が政治資金パーティーで、「ボクは酢豚のパイナップルと共産党だけは大っ嫌い」とのべたそうです。大っ嫌い、なのはこちらも同じですが、ただ「共産党が嫌い」と言うのではなく、「酢豚のパイナップル」といっしょにしたところが橋下氏らしい。そういえば、石原慎太郎氏が都議会で共産党を「ハイエナ」呼ばわりしたことがありましたが、これも石原氏らしい。

2013年9月12日木曜日

「例外」にだまされるな


 
 
 
 
 
 
この数日、カジノ(賭博場)関連企業の株価が急伸しています。東京オリンピックの開催が決まり、お台場あたりに外国人観光客むけのカジノが作られるという噂が広がっているからです。

2013年9月10日火曜日

乱読のすすめ92- 悪魔は年をとっている











    今日の議員団会議では、どういうわけか、辰巳孝太郎さんと吉良よし子さんにはさまれて座ることになりました。お二人から、若くて清々しいオーラが伝わってきて、こちらまで若返るようだ。そんなわけないか。

「賃上げ促進税制」はアリバイにもならない ②










   ところが、雇用法制はさらに規制緩和をすすめる、最低賃金はアリバイ程度の引き上げでお茶をにごす。これでは安倍さんんが、いくら「賃上げが大事」といっても信用されません。

「賃上げ促進税制」はアリバイにもならない ①

 
 
 
 
 
 
 
 

 
   今朝の各紙の報道によれば、自民党は「賃上げ促進税制」の拡充を検討しているとのこと。よくよく賃金論のわからない政党だと思いました。

   そもそもなぜ日本はデフレ不況に陥っているのか。

2013年9月9日月曜日

乱読のすすめ91-ブラック企業ー辞めちまえ! 言ってた上司が クビになり

 
日本文芸社『ブラック企業川柳』









  
   この10年ちかく、サラ金問題から反貧困、被災地支援まで、さまざまな問題で知恵と力を貸して頂いてきた仙台の新里宏二弁護士がブラック企業対策全国弁護団の副団長に就任されました。つねに時代の悪とたたかう精力的な活動に心の底から敬意を表します。

   その新里弁護士に、サラ金被害告発の先駆者で、これまた私の尊敬するK弁護士がつぎのような提言をされたとのこと。...

2013年9月8日日曜日

乱読のすすめ90- 憲法は政府にたいする命令である












   いぜん「朝まで生テレビ」に出るとき、憲法問題もテーマになると聞いたので、少し事前に準備をしたことがありました。
   おそらく司会の田原氏や自民党などから「押しつけ憲法」論(いまの憲法はアメリカから押し付けられた)が出るのではないか、その場合どう切り返すかを考えました。

2013年9月7日土曜日

絵本のすすめ63-わたしには夢がある








  50年前の歴史に残る名演説が絵本になってよみがえりました。
   『わたしには夢がある』(光村教育図書、今年5月刊)です。

2013年9月6日金曜日

乱読のすすめ89-マックス・ヴェーバーに叱られるぞ










 今朝、政府の産業競争力会議や規制改革会議などの資料を読んでいて思いました、かれらが打ち出す日本社会の姿はなぜこれほどまでに国民のしあわせとかけ離れているのか、と。

2013年9月3日火曜日

乱読のすすめ88-壊れゆく“兵士”の命と心











   東北新幹線の車内で、ジャーナリスト三宅勝久さんの新著『自衛隊員が泣いている』(花伝社)を読みました。
    自衛隊員の自殺率は省庁のなかで突出して高く、いじめ、暴力、冤罪、癒着、隠ぺいなどの不正行為が自衛隊のなかで繰り返されている…三宅さんは丁寧な現場取材にもとづき淡々と事実を語ります。

2013年9月2日月曜日

スウェーデン「税金は自分の貯金」












   NHKドラマ「夫婦善哉」がおもしろい。原作の香りがうまく映像で表現されていますし、当時の時代、世相も興味深い。

   前回、夫の病気を治すために家を売るシーンがありました。1930年代のはなしですから、国民の3分の1くらいは無保険状態におかれていたと思われます。重病になれば財産を失うか、財産のないものは命を失うことになったのです。

2013年9月1日日曜日

がんばれ国家公務員2

絵 鈴木周作さん








   この夏の人事異動で、3・11以降、いっしょに被災地の中小事業者支援のために奮闘してくれた経産省・中小企業庁の若手メンバーが、海外出向に出たり他の部署に移りました。