都議選の直後は、「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」といわれても、「躍進」の言葉を聞くのはずいぶん久しぶりなのだから、少しくらい小躍りしても明るく元気にやればいいんじゃないの、と思いました。
しかし参院選も躍進したいまは、国民のみなさまの日本共産党にたいする期待が膨らんでいるだけに、ほんとうに気を引き締めてつぎのたたかいにのぞまなければならないと感じています。
「かぶとの緒」の格言のルーツは、戦国時代の名将、北条氏康の父(氏綱)が臨終のときに、息子・氏康の油断をいましめるために遺した言葉だといわれています。この言葉を胸に氏康は連戦連勝をつづけました。
また現代にこの格言を広めたのは、明治時代の日本海海戦でロシア艦隊を破った東郷平八郎が詠んだ連合艦隊解散の辞でした(起草は海軍参謀・秋山真之)。 「神明はただ平素の鍛錬に力(つと)め、戦はずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者よりただちにこれをうばふ。古人曰(いわ)く、勝って兜の緒を締めよ」
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